飼主がいないネコちゃんへの対応について
最近、調布大塚自治会の域内で飼い主がいないネコちゃんが増えているようです。
居宅内に猫が侵入し、怪我をされるなどの被害も発生しており、自治会会員の方から対策の検討を求める声が上がっています。
自治会としては、どのような対策が可能か検討しており、先日、保健所とも打ち合わせを行いました。
(=^・^=) 猫の生理と生態
猫の繁殖
- 猫のメスは生後約6カ月で発情可能となり、交尾すると高確率で妊娠。一度に3~6匹が生まれ、年に3~4回出産します。オスは発情しているメスの声やにおいに反応。発情期には攻撃性が高まり、ケンカが多発。スプレー行動(壁など高いところに尿などを掛ける行動)により臭いなどを付けたりします。
- 1匹のメスから1年のうちに孫の代まで繁殖し、20匹以上に増えてしまうこともあります。
- 野良猫の寿命は4、5年と言われていましたが、キャットフードの中でも特に「カリカリ」などと呼ばれるものは栄養価が非常に高く、こうしたものを食べるネコは従来、最近は10年近く生きるものもいます。
- 縄張りとマーキング
- 猫の縄張りは半径500m程度と言われ、においが強いマーキングや爪とぎなどを行い、柱や樹木などを傷つけることがあります。
- 排泄
- 猫は排泄物を土を掘り埋めて隠し、自分のにおいの場所を好むと言われています。
(=^・^=)大田区の対応
大田区保健衛生課では猫の望まれない繁殖や買主のいない不幸な猫を増やさないため、猫の去勢・不妊手術費用の一部を助成する活動を行っています。
自治会としても、人と動物が安心して暮らし続けられるようにしたいと考えており、自治会員の皆様にもご協力をお願いしたいと考えております。
(=^・^=)ネコの去勢・不妊手術への助成
助成の対象
助成の対象は飼い主のいない猫だけでなく、飼い猫も対象です。
助成の内容
飼い主のいない猫の場合
対象:大田区内に生息する買主のいない猫で大田区内の在住在勤者が保護管理する猫
助成金額
- オス7,000円/匹(区の助成金6,000円、獣医師会の負担額1,000円)
- メス14,000円/匹(区の助成金12,000円、獣医師会の負担額2,000円)
助成の要件
助成金により去勢・不妊手術を施した猫は外見により識別できるよう、片耳の先約1㎝を水平、またはV字にカットします。
飼い猫の場合
対象:飼い主が大田区に居住し、大田区内で飼育している猫。または、大田区内に生息する買主のいない猫へ去勢・不妊手術を施したのちに大田区民が飼い主となり大田区内で飼育する猫。
助成金額
- オス4,000円/匹(区の助成金3,000円、獣医師会の負担額1,000円)
- メス8,000円/匹(区の助成金6,000円、獣医師会の負担額2,000円)
助成方法・手順
- 区役所・保健所等での手続きは不要。直接動物病院へお問い合わせください。
- 指定動物病院に電話をかけ、区の助成制度を利用したい旨伝え、猫の搬入日時と方法等の注意事項を聞いて、手術の予約をしてください。
- 指定動物病院に連絡し、手術の予約を行ってください。手術料金は動物病院により異なりますので、事前にご確認ください。
- 予約日に印鑑(認印)を持って、動物病院へ、猫を連れて行ってください。
- 動物病院に備え付けてある「手術申込書」に記入・捺印してください。
- 「飼い主のいない猫に係る誓約事項」を確認の上、署名・捺印をしてください。
- 手術料金から助成金額を差し引いた額を、動物病院へお支払いください。
- 手術が終わりましたら、「手術等完了届」に確認の署名をしてください。飼い主がいない猫の場合は「誓約事項」を確認し署名・捺印してください。
指定の動物病院
調布大塚自治会エリア内には指定動物病院はありませんが、近隣の下記の動物病院が指定されています。
- 杉山犬猫病院 東嶺町41-24 TEL 3750-1933
- あすなろ動物病院 田園調布南19-1 TEL 5741-8872
- かしま動物病院 田園調布1-35-9 TEL 5755-5741
- 田園調布動物病院 田園調布2-1-3 TEL 5483-7676
- アーク動物病院 田園調布2-20-10 TEL 3722-5822
- 大恵動物病院 東雪谷1-1-2 TEL 3729-3951
- 石川台どうぶつ病院 東雪谷3-31-3 TEL 5754-5002
(指定動物病院は下記以外にもあります。詳細は「大田区 猫の去勢・不妊手術助成事業 指定動物病院一覧」でご確認ください。
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